カラーセラピーと占いの違いについて

目次

カラーセラピーと占い

自分のこれまでの人生や、現状の課題や悩みについて掘り下げていくことができるカラーセラピーは、占いと似ている部分があります。
しかし、カラーセラピーは厳密には占いというカテゴリーに含まれるものではありません。占いと共通する部分もあれば、違う部分もあります。
ここではカラーセラピーと占いの違いについてみていきます。

占いとの共通点

まずは、カラーセラピーと占いの共通点について明らかにしておきます。
カラーセラピーが占いと共通する点は、他者に自分のことを判断してもらうという点です。
カラーセラピーはカラーセラピストに自分を判断してもらい、占いは占い師に自分を判断してもらいます。
このように、他者の介在や助けを通して、自分と向き合ったり自分の悩みを解決するという点で、両者には共通点があります。

運命的か主体的か

占いは、占い師の直感や第六感、経験則などを用いてクライアントの運命を予測したり感じたりして、それをもとにアドバイスをするものです。
それは運命としてどのような流れがあるか、どう決まっているのか、という側面が強く、自分がどうしたいのか、何を欲しているのかということとは異なります。
他方、カラーセラピーは運命ではなく、潜在意識が感じているものや欲しているものを読み取って、それをクライアントに伝えてアドバイスするものです。
潜在意識はその人の隠された意識であり、その活動はその人自身から発する主体的なものです。
もともと決まっていることではなく、本当は自分はどうしたいのか、ということを明らかにするという側面が強くなります。
占いは運命の流れから考えて判断し、カラーセラピーは自分の望みを明らかにして行動を起こす、ということになります。

主役はクライアント

占いは、占い師がクライアントの運命や未来を予測して伝えます。運命や未来はクライアント自身は知ることがなく、クライアントは占い師に教えてもらう、という立場にあります。
そのため、占いにおいては、占い師が主体となってセッションを進行していくという感覚が強くなります。
カラーセラピーの場合は、主役はクライアント自身、という考え方が強くなります。
カラーセラピストが読み取ることは、クライアント自身が心の中で本当は知っていることや望んでいることであり、答えはすでに自分の中にあります。
ただ、自分の中にすでにあるものに気が付いていなかったり、きちんとわかっていないために、セラピーを通してそれを読み解き、明らかにしていきます。
そのため、カラーセラピーにおいては、セラピストは未知のことを知らせる存在ではなく、心の中にあるものを翻訳してわかりやすく伝えるサポーターである、とも表現できます。
占いは進むべき道について占い師に導いてもらい、カラーセラピーはセラピストの助けを借りて道を見出す、といえます。

まとめ

カラーセラピーと占いの違いについてみてきました。
占いと違うカラーセラピーの特徴として、カラーセラピーはクライアントの望みを明確にするという主体的な行為であり、クライアント自身がセッションの主役になるという2点があります。
これはどちらが良いということではなく、その違いをあらかじめ知っておくことで、よりカラーセラピーのセッションについての理解や集中が深まるということです。

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