目次
■夏色の性質
夏色は、強い日差しに照らされた色々なものを色鮮やかに写しだしてくれます。そのため、原色に近いビビッドカラーから連想される色が多いのが特徴です。
■夏色の心理効果とキャラクター・性格
緑がどんどん深くなって、蒸し暑さが増す日本の夏。7月から9月頃までの、夏を代表する「夏色」の心理効果などをご紹介します。
◇プールの色(鮮やかな水色)
夏をイメージさせるものとして代表的なプール。日光に照らされてキラキラと光る水面は美しいだけでなく、清涼感や心地よさも与えてくれます。色だけでなく透き通った質感が解放感を与えてくれ、心身をともにリラックスさせてくれる効果があります。水色を好む方は、自由な生き方を求めながらも相手を尊重して平等性を大切にする人。自由な発想やインスピレーションを感じ取るのが得意なので、絵描きや音楽家などアーティスト系の職業が向いています。
◇深緑の色(濃い緑色)
春に芽生えた木々の芽がどんどん成長して、夏には深い緑色へと変化していきます。この濃い緑色を見ていると、森や自然を想起させ、心を落ち着かせて深いリラックス効果を得ることができます。想像力を働かせれば、鳥や虫の鳴き声、森の香りなどが感じられて、より一層穏やかな気持ちになります。濃い緑色を好む方は、どんな困難が立ちはだかろうとも、しっかりと現実を見ながらも前に進もうとする忍耐強さと冷静な判断力を持っており、新しい道を切り開いていくことが出来ます。
◇ひまわりの色(濃い黄色)
夏を想像させる黄色は、ひまわりの花の様に原色に近い鮮やかな黄色。私たちに元気を与え明るい気持ちにさせてくれます。また、太陽の方向に一直線に向いているひまわりの様に、黄色は一途で純粋、そして夢や希望を与えてくれるイメージを持っています。鮮やかな黄色を好む方は、目立つのが好きでみんなに注目されたいという思いを持っています。
◇かき氷のイチゴシロップの色(赤色、ビビッドなピンク色)
かき氷のイチゴシロップやスイカのように、赤色も夏をイメージさせる色です。赤色は、アドレナリンの分泌を促進する効果があり、興奮や緊張感を与えてくれます。そのため、やる気を出したい時やスポーツなどの試合で勝ちたい時などに取り入れると効果的な色です。赤色を好む方は、とにかくポジティブ思考で行動力がありますので、みんなを引っ張っていくリーダー的な存在に向いています。情熱も人一倍持っていて、その熱い思いに周囲が影響されて頑張ろうという気持ちにさせることができます。
■夏色から連想する抽象的イメージ
元気、活発、明るい、ワクワク、楽しい、爽やか、清潔、清涼感、情熱的、スッキリ、気持ちいい
■夏色から連想する物体的イメージ
空、入道雲、ひまわり、森、氷、海、プール、花火、スイカ、そうめん、せみ、カブトムシ、祭り
まとめ
いかがでしたか。夏をイメージさせる色は、どの色も私たちの心を明るく元気にしくれるものばかりです。そして、夏を元気に快適に過ごすために清涼感を与えてくれたり、心をリラックスさせてくれる効果もあります。このようにパワーがみなぎるエネルギーが必要になった時は、是非今回ご紹介したような夏のビビッドな色を取り入れてみてください。