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■灰色の性質
黄色は、「沈静色」の性質を持っています。
沈静色
■灰色の心理効果
白と黒を混ぜてできる灰色は、白と黒の性質を両方もっていますが、どちらの色でもないのではっきりしないという意味があります。また、曇り空のようにもやもやとした不安な感情が掻き立てられる色です。
灰色は地味な印象を受けるかもしれませんが、実は都会的でセンスがよく見える色です。また、上品で洗練されたイメージもあります。スーツなどファッションで灰色を取り入れると、落ち着いた信頼感のあるイメージを与えることができます。商談などのビジネスシーンで落ち着いて話を聞きたい時に効果的です。また、どんな色とも合わせやすい色なので、オシャレな着こなしがしやすいのも特徴です。
また、グレーは柔らかい印象を持っている色なので、相手に優しい印象を与えたり、警戒心を和らげる効果があります。初対面の方と挨拶する時にグレーのファッションを取り入れることで、プラスの第一印象を与えることもできます。
灰色が気になりだした人は、心の中で何かがもやもやしていたり、消極的になっていて、ポジティブに前に進んでいく気持ちになれなくなっている可能性があります。
■灰色から連想する抽象的イメージ
大人しい、洗練されている、自信がない、はっきりしない、優柔不断、もやもやしている、不安、不信、目立ちたくない、地味、遠慮、謙虚、控えめ、都会的、無言、幻想、疲労感、憂鬱、悲しい、病気
■灰色から連想する物体的イメージ
雲、雨雲、灰、煙、砂、ねずみ、コンクリート、ビル、石、砂利、はりがね、金属、鳩、象、サイ
灰色の性格・キャラクター
灰色が好きな人は、落ち着いた雰囲気を好み、性格は温厚で物腰が柔らかいのが特徴です。ファッションなど感覚的なセンスがよく、周りからオシャレという印象が持たれやすいです。
また、自分の感情をあまり外に出さない無口なタイプです。そのため、社交性が低く、周りの人と打ち解けるまでには時間がかかります。恋愛においても奥手で自分から気持ちを伝えることがなかなかできません。
灰色ははっきりしないという色のように、自分に自信が持てなかったり、自分の思ったことをはっきり言えない傾向があります。もしかすると過去に何かの影響で人間不信に陥っている可能性があります。また、人に嫌われたくないと強く思っていて、精神面がデリケートで傷つきやすいため、人と接することが苦手です。その他、白黒がはっきりつけられない優柔不断な一面もあります。
まとめ
いかがでしたか。灰色はネガティブなイメージが強いかもしれませんが、裏を返せば順応性があり落ち着いているというポジティブなイメージを与えてくれる色です。落ち込んでいたり、不安な気持ちでいっぱいの時は避けたい色ですが、自分の気持ちを落ち着かせたい、謙虚なイメージを与えたい時に活用すると効果的な色です。忍耐強くなって、物事を受け入れやすくなるので、対立を避けてまずは話を聞く体制に入りたい時に、ファッションなどで取り入れるのも効果的です。状況に応じて、灰色の持つ多面的な要素を是非うまく使い分けてみてください。