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■黒色の性質
黄色は、「収縮色」「後退色」「重量色」の性質を持っています。
収縮色・後退色・重量色
無彩色の中で彩度が一番暗い黒色は、重量感があり実際の大きさよりも引き締まって小さく見える性質があります。また、空間に使用すると、暗く重たい雰囲気になり実際よりも狭く窮屈に感じます。
■黒色の心理効果
黒色は、闇や死をイメージさせる色であるため、不安や恐怖などマイナスのイメージを与える一方で、洗練されてた威厳のあるプラスイメージも合わせもっています。また、高級感を与える効果もあるので、高級感を出すために商品や宣伝広告のテーマカラーとしてよく使用されています。
全身黒色のファッションは、相手に近寄りがたく威圧感を与えますが、クールで都会的なイメージも与えます。また、引き締め効果があるのでスリムに見せたい時に効果的です。ただ、黒は日光を遮断してしまうので老化を促進させ、また老けて見えやすくなります。
インテリアでは、黒色をどれ位の割合でどんな使い方にすかによって印象が大きく変わってきます。モノトーンやアクセントカラーにビビッドなカラーと組み合わせることでモダンな印象に、シルバーと合わせることでスタイリッシュな雰囲気を演出することができます。
■黒色から連想する抽象的イメージ
孤独、強い、カッコいい、モダン、オシャレ、シック、大人、恐怖、不安、秘密主義、無口、クール、冷めている、孤独、威厳、近寄りがたい、拒絶、強情、反攻的、重厚感、高級感、都会的、モダン、男性的、固い、深い、ストレス、死
■黒色から連想する物体的イメージ
夜、夜空、闇、ブラックホール、髪の毛、瞳、虫歯、木炭、蒸気機関車、黒豹、黒猫、蜘蛛、虫、ゴリラ、カラス、イカ墨、黒豆、スーツ、タキシード、喪服、鉛筆の芯、ボールペン、タイヤ、バットマン、魔女
■黒色の性格・キャラクター
黒色を好む方は、友達と集まって盛り上がるよりも一人でいるのを好み、他人から干渉されることを嫌います。一見自分に自信があるように見えますが、人に嫌われるのが怖く臆病で傷つきやすいという一面を持っています。
負けず嫌いな上、強い意思をもって最後までやり抜く力を持っていますので、自分に自信さえ持つことができれば勉強や仕事で成功しやすいタイプです。
恋愛面では、積極的に自分の気持ちを表現するのが苦手でつい駆け引きをしてしまう傾向があります。また、嫉妬深い一面もあります。恋愛を成就させるためには、できるだけ明るい色をファッションやインテリアに取り入れると恋愛運をアップさせることができます。
まとめ
いかがでしたか。黒色は、プラスのイメージとマイナスのイメージの二面性を持っている色。色の使い方や使うシーンによって、色々な印象を与えることができます。黒を全身に身に着けていると、何だか強くなったような気分になるのも、黒色の持っている心理効果によるものです。自分に自信を持って意思を強く持ちたい時や、威厳のある雰囲気を出したい時には効果的な色なので、そんな時は是非黒色を取り入れてみてください。どんな色を使うか意識的になることで、今まで自分が無意識に行っていた行動や考え方と何か関係しているのではと思えて楽しいですよ。