目次
■紺色の性質
紺色は、「沈静色」「後退色」「収縮色」の性質を持っています。
沈静色
宇宙や深海をイメージさせる紺色は青色の性質を持っており、心を静かにして落ち着かせてくれる効果があります。
後退色・収縮色
紺色は、青色に深みを持たせた黒に近い暗めの色。そのため、黄色やオレンジなどの進出色よりも遠くにあるように見えたり、引き締まって見えます。
■紺色の心理効果
紫と青色を混ぜた色である紺色は、重厚感があって落ち着いた色。気持ちを静かに落ち着かせてくれるだけでなく、自分を深く見つめさせてくれる色でもあります。視覚、聴覚、嗅覚などの感覚器官を敏感にしてくれるので、直感やひらめきを得たい時に利用すると効果的です。
その他、紺色は権威を象徴し高級なイメージを与える色です。商品や広告などに、紺色を使用することで高級感を持たせています。
また、制服やスーツなどのようにファッションに紺色を使用することで、堅実で真面目なイメージを与えることができます。宇宙や夜空を想像させる色なので、神秘的なイメージを与えることもできます。
インテリアで紺色を取り入れると、シックで大人な雰囲気の空間をつくることができます。白色を基調として、紺色を家具や壁面の一部にアクセントカラーで取り入れると、リゾート風のおしゃれなお部屋に。
■紺色から連想する抽象的イメージ
高級感、ミステリアス、真面目、堅実、権威、神秘的、自立している、無意識、重厚感、信頼、知的、独裁的、脅迫的、挫折、怖い、不気味、大人
■紺色から連想する物体的イメージ
■紺色の性格・キャラクター
紺色が好きな人は、物事を深く見つめて自分と常に向きあおうとします。そのため、自分の考えをしっかり持っていて、人に流されることはありません。精神的に自立してもしているので人に依存せず、自分だけで解決しようとする傾向があります。周りの人に頼ることが苦手なので、うまくいかなかった時などは引きこもったり、ネガティブになったりしやすいという一面もあります。
また、紺色はインスピレーションと関係している色なので、敏感に物事を感じ取る力を持っています。そのため、洞察力があり直感やひらめきを大事にします。
周囲からは、ストイックで真面目な印象を与えます。仕事においては勤勉で忍耐力があり、信頼感を得やすいでしょう。一方で、正義感が強く、間違っていることがあると憤りを感じてしまうので、周りから怖くてとっつきにくいというイメージを持たれている可能性もあります。
紺色が気になりだした人は、心の中では将来が不安でいっぱいになっている可能性があります。また逆に、今していることやこれからやることを完璧にこなすぞ、という意気込みがある時です。
まとめ
いかがでしたか。紺色は気持ちを落ち着かせ、自分の内面と深く向きあうために役立ってくれる色です。感覚を研ぎ澄ましてくれるので、「本当の自分はどう思っているのか」「これから自分はどうしていきたいのか」など、自分を見つめ直したい時に取り入れてみてください。書斎や勉強部屋など、自分が一人になれる場所のインテリアに取り入れるのがおすすめです。