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■茶色の性質
茶色は、「温暖色」の性質を持っています。
温暖色
土や木の色をイメージさせ、自然のぬくもりを感じさせてくれる色です。季節を通して温かい気持ちで包んでくれます。
■茶色の心理効果
大地をイメージさせる茶色は、地面にしっかりと根を下ろした木のように、安定を表現しています。どっしりと構えたゆるがないイメージを与えることができます。
木造家屋や木のフローリングなど、茶色を住まいやインテリアに取り入れることで、気持ちの面で安心感を得ることができます。観葉植物や本物の木でできた家具などを使を使えば、よりぬくもり感があるリラックス空間になります。他の色と馴染みやすく、飽きにくい色でもあるのでインテリアには取り入れやすい色です。
また、土は様々な植物が芽を出し、成長して果実をつけるために必要不可欠なものなので豊かさも象徴しています。
茶色のファッションは、地味で古臭い印象を受けやすい色でもありますが、相手に安心感と信頼感を与えることができます。また、謙虚で控えめなイメージも与えます。
茶色が気になりだした時は、安定や安心感が欲しいと感じている時。現実をしっかり見つめている時でもあります。
■茶色から連想する抽象的イメージ
自然が好き、落ち着いている、マイペース、安定、地味、堅実、信頼感、頑固、融通がきかない、伝統的、歴史、地理、緊張感がない、リラックス、コツコツ、暖かい、ぬくもりを感じる、どっしり、ゆるがない、謙虚、忍耐、努力家
■茶色から連想する物体的イメージ
木、土、泥、砂、大地、田舎、枯葉、紅茶、お茶、栗、コーヒー、チョコレート、お味噌、みそ汁、焼肉、馬、コルク、ダンボール、髪の毛、家具、お父さん、お爺ちゃん、レンガ、お寺、パン
■茶色の性格・キャラクター
茶色を好む人は、自分の考えをしっかり持っていて落ち着いた雰囲気を持っています。緊張感を人に与えないので、一緒にいてリラックスできる人です。一見、無口で話し下手ですが、自分の意思は強く持っていています。自分の意見を求められた時には、しっかりと自己主張します。自分が納得がいかない限り意見を曲げないので、頑固者や融通が利かないという一面があります。
また、変化を嫌うので新しいことにチャレンジするのが苦手です。現状維持で安定を求める傾向があります。スタミナと忍耐力を持っているので、仕事は最後まで責任を持ってやり遂げます。そのため、周りからは信頼を得やすく、頼りにされることが多いです。
趣味では、園芸や自家菜園などの土いじりを好む傾向があり、自然とふれあうことで喜びを感じます。
まとめ
茶色は他の色の中でもあまりぱっとせず地味な印象を与えるので、「茶色が好き!」という方は少ないかもしれませんね。でも、茶色は私たちに安心感とぬくもりを与えてくれる、生きていく上では欠かせない色です。自然の木でできた家具やものを見ると、心がほっとするのを感じると、その大切さがより身にしみて実感できます。取り入れ方は色々ありますが、おすすめなのはあなたが普段長く時間を過ごしている自宅などの場所に、茶色を取り入れることです。家具や小物、観葉植物などを取り入れて、安定した落ち着く空間をつくってみてください。