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リビングカラーとは?
リビングカラーは、別名「カラーリフレクションリーディング(CRR)」とも呼ばれている、シンプルな図形の方をした色つきの8枚のカードを使ったカラーセラピーシステムです。特徴は、色だけでなく選んだ形からもリーディングを行なうということです。
選んだ「色」からその人の感情や本能など右脳が判断していること、「形」からは理性や論理的な思考など左脳が判断していることが分かり、感情と理性の両方から得られたデータによって、全体的にバランスの取れた診断を行なうことができます。
リビングカラーのセラピストとして活動をするためには、2段階ある講座の内、1段階目を修了する必要があります。また、講師を目指す方は、2段階目を修了し登録料の支払い及びカウンセリングレポートを提出することで1段階目の開講が可能になります。
リビングカラーのはじまり
リビングカラーは、1984年にハワードとドロシー・サンがロンドンで開発した英国式のカラーセラピーシステムです。ハワードは、色光を人体に照射する装置を開発したテオ・ギンベルを師事し、約30年間に渡って人間が持つ潜在的能力や無意識、自己啓発の分野で活躍をされています。一方でドロシーは、世界的にも著名で活躍しているカラーセラピスト、カラーアナリストとして活躍されています。この両者によって生み出されたのがリビングカラーです。日本では、日本代表として「エコール・ド・メチエ」がシステムの運営などを行っています。
リビングカラーの診断方法
リビングカラーで行われるセッションはとてもシンプルです。
色と形が異なる8枚のラミネートされたカードの中から気になるものを3枚選びとります。そして、選びとったカードから全体のカラーハーモニーを見て「性格、本質」「今の状態」「人生の目標」についてカウンセリングを行われます。どのカードを選びとったかだけでなく、色を重視して選んだのか、形についてもじっくり考えて選びとったのかによっても診断結果が変わってきます。
例えば、色よりも形を重視してカードを選んだ場合、色よりも形に対してより強く反応し、自分の感情を出さずに本音を抑制してしまう傾向があります。そのため、ストレスを抱え込みやすいということが言えます。逆に色を重視選んだ方は、形よりも色に対する反応が強く、自分のありのままの感情を表現し子供のような自由な考え方や行動をする傾向があります。
このようにして自分が感情的に反応するタイプなのか、理性を重んじるタイプなのかということからも分析を行っていきます。そして、最後にセラピストは、クライアントが今必要としているヒーリングカラーのアドバイスを行います。
リビングカラーはセルフメンテナンスツールとしておすすめ!
リビングカラーは手のひらサイズの8枚のカードを使うだけなので、どこでも持ち運べて手軽に診断を行なうことができます。そのため、自分以外へのセラピーツールとして使いやすいのはもちろんのこと、自分自身に対して行なうセルフメンテナンスツールとしてもピッタリです。普段の生活の中で何かモヤモヤとした気持ちになったり、悩みがある時にセルフチェックを行えば、より心がスッキリとした毎日を送ることができます。興味を持たれた方はこれを機に是非、リビングカラーを一度体験されてみてはいかがでしょうか。